慢性疼痛

症例報告

特定される原因がなく痛みが慢性的に続く症状です。

多くの方に日頃から感じている痛みがあるかもしれません。

毎日の事だから、大したことない、など放置している方も少なくないでしょう。

ですが慢性痛を自律神経は反応しており、知らず知らずのうちに心身は疲弊し、不眠やイライラ、食欲不振といった自律神経障害を発症することがあります。

また、慢性的な痛みは記憶として残ります。精神に影響することで思考の低下やうつ傾向となり、場合によっては社会生活に支障をきたすケースも少なくありません。 

当院ではこれまで慢性疼痛を対応する機会を多く経験して来ました。

慢性疼痛は患部の抹消だけの問題ではなく、脳や脊髄といった中枢に問題が生じている場合があります。

つまり、慢性痛は患部ではなく脳が感じ取っているのです。 

例えばこちらの患者さまのケースです。首や肩の痛みで腕が上がらず、体操では腕を動かさないようにしているとご相談がありました。

頭部に8本鍼を打ち「○○さん、いかがですか?」「あら痛くないわ(笑)」この後上がらなかった腕を上げて体操を始めました。

痛みのある患部には一切触れず、慢性痛を感じている頭部に鍼をしたのです。

結果、慢性痛は緩解し痛みを忘れて行えなかった動作が可能になりました。

■頚肩部痛による左上肢の挙上不全

■YNSA診断・上腕診左頚椎・首診左小腸、左大腸YNSA治療点A点(左)×A1、A7C点(左)×1Jソマトトープ×左頭部、左頚Iソマトトープ×D3小腸(左)×1大腸(左)×1

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