自然治癒力の凄さに感激!

7月15日に初検を行った愛媛の患者様。
15と16日の2日間施術しました。

15日の初検では、
上肢の挙上動作は、介助を要するMMT2
下肢は更に少ないMMT2-
寝返り動作は中等度介助
離床動作は高度介助
移乗動作は高度介助
車椅子座位は姿位が崩れ長時間は困難

のような感じで、脱力し循環不全により浮腫が顕著でした。

初回でとても楽になったと表情に変化が現れ、翌日の施術後には楽に立てるようになったと実感されたそうです。

そして、3回目の本日21日。

施術後にレストで15分休んで頂くのですが、その後覚醒され、仰臥位のまま自身で上肢を高く伸ばし深呼吸し、側臥位に寝返り動作をされていました。

ベッドから起き上がるのは出来ない、と言っていましたが、起き上がる方法を教えると自身の力を使い部分介助で起き上がりました。

そして車椅子に座る事を伝えると、指示を理解し中等度介助で行えました。

そして、施術前には排尿が無い時があって不安と言ってたのですが、尿意を感じトイレへ行かれました。

ご本人様は早い回復を大変喜んでいましたが、正直私が患者様の回復力に驚かされました。僅な期間で目に見える形で心身に変化があったわけで。

介入するまで全介助であった方が、介入後の数日で変化が出ました。その間の機能訓練は行っておらず、全て生理機能を整える鍼灸とオステオパシー施術です。

鍼灸は左右の足三里を用い、オステオパシーはクラニアルとTBA(トータルボディアジャストメント)、靭帯性関節ストレインです。

本日は内臓マニュピレーションを追加し、その分TBAの割合を減らしドーゼの調整しています。

暫くは2便の排泄を促し食事を摂取出来るように治療の継続する予定です。調子が良くなれば動きますので少しずつADLの訓練を開始します。先ずは排泄できて、美味しく食事が摂れて、グッスリ眠れること。そうすればリハビリも楽しくスムーズに進みます。

自然治癒力は本当に素晴らしい能力ですね。

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