私、先日ピアノを購入しました。
数ヶ月前の事、たまたま昼食で寄ったお蕎麦屋さんの道路向かいにピアノ販売店があったので見るだけと思い行きました。
結構なお値段がするピアノが並ぶ中、私好みなピアノを発見。じーっと見ていたら、店員さんが試し弾きをしてくれたら、、、
その音がヤバイ❤️
惚れてまうやろ〰️ってネタの芸人さんがいますが、ホントそんな感じで、
暫く考えて買ってしまいました。
入店から30分くらいの出来事です。店員さんも決断の早さに驚きを隠せない様子でした(笑)
そして、先日が待ちに待った設置の日。まさか自宅にピアノを置くなんて自分でも驚きです。
、、、。
そして本日のこと、音楽が大好きな患者様に設置をご報告。その患者様は自宅にピアノを置いていて今は弾けませんが見ているだけで幸せなんだとか。
この写真を見せると、
「自分の事のように嬉しいわ。素敵なお買い物されましたね‼️」
と、とても喜んでおられました。
「お値段300万円するの?」(しません(^-^;)
「でも10年分のご褒美と思えば良いじゃないのー。」
と、いつの間にかお値段が300万円するピアノになってしまい、
患者様のテンションが上がっていたので、値段を訂正しても聞こえていませんでした。まあいいか、と思いそれ以上は何も言わず。
すると、話はいつしか戦時中の話になり、
患者様の時代のピアノは今以上に貴重な品で、弾く事が出来るのは学校だけだったそう。でも戦争があったので女学生時代の数年しか弾けなかったそうです。ピアノを弾くのが楽しかった想い出話を色々と聴かせて下さりました。
戦時中は音楽も日本のもの以外は聞くことが出来ず部屋を暗くして生活する毎日。
戦争が終わっても食べるものが無かったくらい貧しかったので、ピアノ(音楽)どころでは無かったんだとか。
23歳でご結婚されてから生活は少しずつ豊かになり、それから想い出のピアノを購入したんだそうです。かなり上手だったようで、ご近所からピアノを教えて欲しいと来るほどで、ちょっと自慢だったんだとか。
患者様は、
「何事もご縁。私とピアノの出会いと同じように、先生もピアノとのご縁があって出会ったのよ。そして、私と先生ともご縁があって出会ったの。私はとっても嬉しいわ🎵」
そう言いました。私もとても嬉しいですね(^-^)
「先生、次は音を聞かせて」
と言うので、
関西に帰ったら録音してきます🎵
と約束しましたが、
私はピアノを弾けません(^-^;
はてどうしよう。