本日最後の患者様
脉診すると、肝実脾虚、気滞。腹診は左の天枢に強い抵抗がありました。
患者様に、だいぶストレスが溜まってるみたいですけど何かありましたか?と聞くと、実は、、と話をしてくださいました。
「みんな自分さえ良ければ良い?学校だと冬休みがありその間の飼育小屋の動物たちはどうなるの?これまでも生き物をほったらかして飢えているのに。それで教育者と言えるのか。命の大切さを教える立場の人間が、目の前にある命を大切に考えなくて矛盾している。生き物が心地良くない環境はそこに通う子供達にも同様に言えないか⁉だから上の者に言ったんです。そしたら、自分は休みだからとか、担当じゃないとか、動物は好きじゃないとかって言う感覚はおかしくないですか?それとも私の感覚が間違っているの?」
そう言っていました。
◯◯さんの感覚は間違っていませんし、私も同じように思います。そう伝えました。
教師は年間5000名程の精神疾患で休職者が出ているそうです。その分犯罪も耳にしますね。
大変なストレスを抱えているんでしょうが、どの時代もどの環境であってもストレスは掛かります。私が思うにストレスの現場に目を向けるのではなくて、その人自身が変わらないと何も変わらないと思います。考え方や行動であったり身体もです。
出来ることはありますよ。身体を治す事です。簡単ではありませんが、生活習慣や摂取する食であったり運動器の状態であったりやれることは沢山あります。身体が変われば精神も変わり、身体機能は精神の抵抗力とも言えます。
これをやらないないのは勿体ない。周囲に無関心となるのにも理由があります。
そういう考えになる理由が必ずあるんです。
目を背けないで周囲(環境要因)のせいにしてはいけない。
周囲に変化を求めても変わりません。だから自身が変わらなけれならないのです。そうすれば周囲は変わって行きます。周囲は変わってないかもしれません。でも変わったと感じるんです。それは自身の心身の良い変化です。
何事も「求めない」
求めるから不平不満が生じ、その負のエナジーが自身を壊して行くのです。
求めない。でも私に何が出来るのか?
そう考えると違うでしょ⁉
だから私はいつも自分は何が出来るのか?を考え、その答えを行動に移します。
ストレスをストレスではなく遣り甲斐に感じる事で、それが生き甲斐になると思います。
#ストレス
#生き甲斐