お知らせ

愛媛県民との出会い

本日の新患様は愛媛県民。

東京で愛媛県民とお会いできるなんて❗
患者様と互いに興奮しました。

お会いして「出会いに感謝」と言って、いきなり握手からの初検です。

やはり愛媛の血は何年他府県で住んでも変わらないですね。故郷を愛する気持ち。生物学的にもあるのでしょう。

若い頃は、って言っても今も若いですが(笑)、田舎人っていう嫌な気持ちがあったのですが、今の仕事をしてからは愛媛県民で良かったと思います。

愛媛は愛の国。

心安らぐお国です。

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大腿骨頚部骨折と鍼灸師の役割

高齢者の患者様をみていますが、症例で多いのが「大腿骨頚部骨折」です。転倒により発症するケースが殆どですが、トランスファーの際に下肢固定で体幹を回旋するなど、捻る動作で発症することもあります。

私たち鍼灸師が患者様に介入するのは、オペが終わりリハビリを一定期間行って退院してからになります。「リハビリを一定期間」というのは病院の受け入れにより様々で、過去にはオペ後にリハビリなく同月に退院し介入することもありました。

今回お話をするのは、オペ後にリハビリを済ませて介入をしたケースです。

入院先ではオペ後早期にリハが開始され、荷重をかける訓練や免荷歩行を段階的に取り組んでおられたようです。入院中は皆様懸命に頑張られ、ADLを改善されてから退院、そして私たちが介入という流れです。

退院後は入院前よりもADLは落ちているのですが、それ以外に認知症の進行、食欲不振、オペ患部以外にも疼痛を発症、不眠や妄想、不安などを発症しているケースが殆どです。

そうですよね、とても強いストレスを受け運動機能面はリハビリで回復出来ていますが生理機能面はレベルが落ちています。そのお身体を触ると身体が悲鳴をあげているのが伝わります。これまでよく頑張りましたね、後は私に任せて下さい。と思います。

介入のご依頼では、退院後のADLの維持向上ですが、実はそれらには先程述べたような不定愁訴を改善し、その患者様らしい生活を取り戻す事がとても大切です。

生理機能あっての運動機能。その為、運動機能面=生理機能面であって、運動機能面≠生理機能面と、切り離して考えることはできません。

患者様の人生観を考え、人生に寄り添って心身の回復考えていく。それが鍼灸師の役割だと私は思います。

昨日の新患様も、この大腿骨頚部骨折後の腰部痛により歩行困難。

慢性的に疼痛を感じているため、恐らく脊髄にまで疼痛が記憶されていると思われます。トラウマ的な要素も含まれていると感じるので、経絡治療、アンワインディング、クラニアルも加え対応をいたします。

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出会えて良かった‼

東京での事業

正直希望よりも不安しかありませんでしたが、私自身を信じ立ち上げた事業です。

何でわざわざ東京でやるのか?
リスク高すぎではないか?
費用対効果は?
そもそも誰が施術管理者としてやるの?

と、思うことは自然な事。

何故やるの?

それは、私がやって来たこれ迄の事を別の地で新たにチャレンジしてみたい気持ちと、経営者としての使命感です。私に付いてきてくれている大切な従業員やその家族、そして自身の家族の為。

1からの開拓で、開業時よりも心身に堪えますが、そんな中で私を支持して下さる方が数名に増えました。

とてもありがたい‼

ある患者様ですが、

「ここに来て色々不満があったけれど、先生に出会えて良かった。この施設に入居して良かった。」

そう言って下さいました。

私は嬉しくて嬉しくて、、、。

毎日、

「自身の判断は間違いだったのか?」

と、毎日葛藤があったのですが、

この患者様のお言葉を聞いて

「間違いでは無かった。」

そう確信しました。

患者様の人生をもっと豊かにしてあげたい。
そして、東京でも私の考えを支持し学び実践してくれる臨床家を増やそう。そうすれば、皆が幸せになれるのではないか。

そう誓い、今日も東京へ向かっています。

変かも知れませんが、

私は自身の患者様に、会いたいと思います。

患者様もそう思って下さっているかな?

と、ちょっと前向きに考えていました。

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胃痛の急患様

本日は急患様の対応がありました。
症状は胃痛です。

胃痛と言っても自覚症状として胃の辺りが痛いのであって胃かどうかは状況を確認しなければいけません。

脉診では脉滑数で他にも混ざっているのですがメインは湿邪の影響かと。

D9への鍼と、脾兪へのお灸を施しました。
そして、オステオパシーとして肝臓ポンプと頭蓋を調整し修了。

症状は治癒しお元気になられました。

患者様の訴えは参考にしますが、身体から出ているシグナルをキャッチすることが何よりも大切ですね。治ってなによりです👍

ハリ

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お耳が(聞こえやすい!)

患者様からメールがあり、

「先生ー‼不思議‼いつの間にか(聴力が)治っています。 先生の魔法の手?今のところ快適でございます。(何事も)全て半分で実行!ですね。ありがとうございました。」

この方は、大病を乗り越えて自立で生活をされている85才の患者様です。

とても几帳面でアクティブなご性格ですが、徐々に多くの身体の不調を感じられ病院を渡り歩いています。

ご高齢になると緒症状でお悩みの方が多いのですが、行く先々(病院)から歳だから、と言われ落ち込んでおられる方は少なくありません。

「歳だから」というと、治らないから(状況を)受け入れて下さい、と感じるのは私だけでしょうか?

身体の回復に限界はないと思います。

そう私は思います。

多くの症状には必ず身体に答えがあります。

症状を診るでけではなく、今の身体に表れた病変をみつけ、それをリリースすることで患者様自身が自らを癒す(治す)と感じます。

この患者様も同様で治癒力を引き出した結果であって私は患者様の回復の補助をしたまでです。

患者様からは「奇跡」と言って頂く事も実は奇跡ではなく、皆に備わった能力です。

人の潜在能力ってホント驚かされます。

そして喜んで頂けてありがたいですね。

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アルツハイマー型認知症の患者様

当院では、アルツハイマー型認知症を患っている患者様への施術を多く受け持っています。

ある患者様ですが、

施術時に私の顔をじーっと見ていて、

私が「◯◯さん、そんなに見つめられたら照れますよ(笑)どうかしましたか?」と尋ねると、

手を伸ばし私の顔を触ろうとするので、

私は顔を手に近づけました。

すると、手は私の髪の毛へ。

そして、

患者様は「ホントか?」

と言うのです。

私は、「今のところ本物ですよ(笑)」

と言うと、患者様は大笑い。

別の日に同じ患者様は、

前回同様に手を伸ばし、

「ええやん!」

と言うのです。

私は「今日も(セットが)決まってるでしょ🎵」

と言うと、大笑いされていました。

そこで何を言いたいかですが、

その患者様はご病気で、自発的に身体を動かす事が出来ない、そして施術でもROM(関節可動域訓練)では硬直し動かすことも困難な方です。

しかし、あるきっかけで覚醒し興味を持って頂ければ運動機能が飛躍的に向上します。

施術では、こういった接し方全てがリハビリであり機能維持向上の為に必要な術だと思います。

術者が優位に立ち行うのではなく、患者様のお気持ちに寄り添って対応をすれば自発的な機能を発揮して下さります。それが機能訓練として大切な事と私は考えます。施術者優位の進め方ではなく、患者様中心の物事の捉え方です。

往診はいつもドラマがあり、
そして、辛いこともありますが患者様の笑顔を見ればやって来てよかったと、いつも遣り甲斐を感じます。

明日の頑張ろう👍

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患者様との会話

患者様「先生の手が吸い付きますわ。あ〰言葉になりまへん。何とも、何とも言われへん‼」

私「楽になってきましたね。」

患者様「気持ち良すぎて、、、は〰、このまま天国に行ってまいそうですわ〰‼」

私「笑、、、そのまま行かないで下さいね(笑)」

患者様と私「大笑い」

患者様「何と贅沢な、贅沢な〰‼」

鳥肌が立つほど気持ちが良い感覚を味わった事はありますか?

リリース後の身体の解放は何とも言えない気持ち良さを味わえます。身体が楽になるだけでなく生理機能が向上し生命力を賦活します。施術後は本当にお元気になられますよ。

治療であり慰安であり、結局患者様が楽になることが一番で、それに尽きます。

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腰椎圧迫骨折後の歩行困難

患者様の症例をご紹介いたします。

症例:腰椎圧迫骨折後の歩行困難

自宅で転倒し腰椎圧迫骨折で歩行困難となったケースです。
また、自宅安静により廃用症候群を併発し、ご家族様が自宅での生活は困難と判断し施設へご入居となりました。
体幹機能の低下が顕著にみられ、端座位及び立位の際は姿位保持が困難です。
   
そこで介入後、関節拘縮による動作制限及び圧迫骨折後遺症による疼痛を鍼灸マッサージで改善し、機能訓練として関節可動域訓練と基本動作訓練を行いました。

結果、杖歩行が可能となり屋外への杖歩行の訓練は楽しんで取り組んでいただいています。ご家族様は母が元気に過ごしていること、そしてこの施設に入居してよかったと喜んでおられます。

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遺伝性痙性対麻痺の患者様

過去の投稿を掲載します。

私は遺伝性痙性対麻痺を患っておられるの患者様を受け持っています。

神経難病のなかでも聞き慣れないと思いますが、10万人に3人の割合で発症する難病です。

症状は主に下肢に痙縮麻痺が徐々に起こります。進行は緩徐なため予後は良好で余生を全うすると言われています。

患者様はこれまで治療で症状を緩和させる薬の服用と理学療法を利用されていたのですが、アレルギーで薬が使えなくなり、それ以降徐々に進行を感じるようになったそうで、縁あって私にご依頼がありました。

特に痺れがお辛いご様子で、夜間は痛みで3度ほど目が覚める毎日でした。

、、、。

治療を開始し今日で約4週。

夜間の神経痛が1回程度に減っていることと治療後の歩行が楽になっているそうで良い変化を感じられています。歩容は戻ってしまうと言っていますが、評価をすると初診よりも良好なのが分かります。

治療は何をやっているのか?ですが、クラニアルオステオパシーと経絡治療を行っています。身体を評価すると、患者様の仙骨は極度に拘縮しており、後頭ー仙骨のCRIが失われていました。これでは循環が滞り神経系に悪影響が出ても不思議ではありません。

まだ治療はこれからです。患者様に貢献出来るよう努めます。

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鍼灸師としての想い

よく思う事があって、

鍼灸師は、

先生と呼ばれ
患者様にお辞儀されて
ありがとうと言われ
そしてお金を貰える

そんなお仕事は有難いと思うのは私だけでしょうか?

だから努力を惜しみませんし常に患者様の事を考えます。

従業員には同じような事をいつも伝えているので、変な院長で突拍子もない経営者と思われているかも知れません。

「私たちは先生と呼ばれる立場です。」

私は事実以外に言いませんし、素直にこうだと思うので全ての発言について悪意は一才ありません。

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